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ISO規格 では、炭素を 1.2 %以下、クロムを 10.5 % 以上含む鋼と定義しております。
JIS規定においても同様の定義をしております。
ステンレス鋼の表面には金属表面の腐食作用に抵抗する酸化被膜である不動態が生じます。この被膜は溶液や酸にさらされても溶けないため、内部の金属を腐食から保護するために用いらます。
不動態被膜は化学的に安定しておるため、ステンレス鋼表面が傷ついて皮膜が破壊されても瞬時に再生します。そのため、ステンレス鋼は非常に高い腐食性を有しております。
ステンレス鋼には様々な種類がありますが、以下の5つに分類されます。

・マルテンサイト系ステンレス鋼
・フェライト系ステンレス鋼
・オーステナイト系ステンレス鋼
・オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼
・析出硬化系ステンレス鋼

よく使用されるSUS303、SUS304はオーステナイト系ステンレス鋼で、オーステナイトを主要な組織としております。
SUS304はクロムを 18%、ニッケルを 8% 含む18Cr-8Niステンレス鋼です。
機械板金・筐体製造.COMを運営している株式会社東海進研はこれまでSUS303、SUS304等のステンレス鋼系の製品を手掛けてきました。
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