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SECCはJIS規格で定められた材料で、電気亜鉛メッキした鋼板です。冷間圧延鋼板であるSPCCを元に、そこに電気亜鉛メッキした鋼種です。

加工性がよく、塗装のしやすさ色乗りに優れていますが、メッキ層が薄いため室内などでの利用が望ましい鋼種となります。ボンデ鋼板、リバージンクなどがこのSECCにあたります。

SECCのみ、硬質化させるための調質(熱処理)として6パターンが規格に設けられており、焼きなましの状態から、標準の調質から硬質まで段階的な設定がなされています。このため、SECCには硬度についても規定されています。そのほか、SECCは化学成分と降伏点・引張強さなどが規定されています。

メッキ処理された鋼板を溶接すると皮膜の影響で弾いてしまいうまく溶接ができません。しかし、メッキ層が薄いため、Tig溶接、半自動溶接などでも溶接が可能となっております。

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