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産業用の機器・装置に使用される精密板金加工品は、一般的に ”薄板(薄物)” と呼ばれる板厚の薄い材料を使用することが多くあります。薄板板金の特徴は、軽くて加工を行いやすいという点がありますが、溶接やレーザー加工による熱の歪みが発生しやすい傾向があります。
一方で、 ”厚板(厚物)” と呼ばれる板金加工品は、フレームや架台といった構造物に使用され、耐荷重が必要な製品に多く使用されています。板厚が厚いため、専用の板金加工設備が必要となります。