数多くのスピーチを聞いてきましたが、

スピーチの前に「スピーチがうまくできない言い訳」をする方がたまにいます。

 人前で話すのが苦手なので・・・・

 突然指名されたので・・・・

 準備不足で・・・・

 さっき話の内容を思いついたばかりで・・・

 緊張して・・・・

 このような大勢の前で話すのは初めてなので・・・・

など、様々です。

 

私は、「スピーチがうまくできない言い訳」は不要と考えます。

聞き手は、どんな内容のスピーチかを期待しています。

言い訳はその期待を、最初に砕き白けさせてしまうのです。

 

話し手は、言い訳が免罪符になると思っているかもしれません。

けれど、その言い訳が潜在意識にすりこまれると、

本当にスピーチがうまくできなくなる可能性も生まれてきます。

 

もし、本当にスピーチに失敗したならば、その時は

「つたない話で失礼いたしました」と

スピーチの最後に一言付け加えるだけで、良いと思います。

 

話し手、聞き手のどちらにもメリットがないので、

「スピーチがうまくできない言い訳」はしないことをおススメします。

 

お読みくださり、ありがとうございます。