Before (改善前)

当社には複数の接着剤塗布工程があります。その1つは30年間、手塗りで加工し続けてきました。この工程は熟練が必要ですが、昨今の人手不足や熟練工の高齢化により、人材育成ができない状況が続いており大きなリスクとなっていました。

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After (改善後)

そこで、自動塗布機をオリジナルで作成、改修を3度ほど行い、導入より半年で実用化となりました。効果としては「熟練工の育成不要」「接着剤塗布量の定量化」「塗布面の平滑塗布」「長時間稼働」が可能となりました。重要な工程であったため、リスクの回避の実現ともなりました。

POINT(要約)

自動機への置き換えは、脱職人・省人化の為には必須のものと言えます。当社においても、これまで多岐に渡る工程を人によりカバーしてきました。しかし、今後は一つひとつの工程を考慮し、最適な自動機を導入することが重要であり、モノづくり企業のあるべき姿であると言えます。