平素より大変お世話になっております。

株式会社東海進研の淺野です。

最近、私の職場の先輩社員の息子様が大学へ入学されるということでその引っ越し話をよく聞きます。

そうすると必ず思い出すのが自分の大学入学時のことです。

今でも印象に残っているのは、横浜のアパートへ入居した初日にベッドの上からワンピースの単行本を数冊落とした瞬間に下の部屋の住人から床をドンドンと何かで叩かれたことです。

泣きそうになったのを今でも覚えています。笑

 

さて!

メルマガの記事であまりに板金ネタを書かな過ぎて、ちゃんとお仕事しているのか心配されるコメントをいただいたため今回は板金加工ネタについてご紹介します!

このたびの製品は弊社の大切なお客様の製品です。特別に許可をいただいてご紹介しております。

 

ご紹介する製品は「焚火台」です。

昨今のコロナ関係で圧倒的な需要を獲得しているアウトドア用品の1つです。

今回ご紹介する焚火台は、キャンプやバーベキューはもちろん自宅の庭などの狭い空間でも使用できる大変コンパクトな形状になっています。

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材質はステンレス(SUS304)の1㎜板です。

大きくご紹介したい点は3つあります!

①保護シートを使用した切断
②設計による豊富なバリエーション
③レーザー刻印を使った自社ブランドの刻印

 

加工は保護シートを張った状態の材料を、ファイバーレーザー加工機で切断をしています。

レーザー用の保護シートを採用するメリットは1つ、製品を加工時の傷から守ることです。

外観品(外から見える部分)には傷NGという製品も多く、そういった製品を加工する際は保護シートを張って加工することで、加工時についてしまう傷から表面を守ることができます。

正直なところ、剥がしてしまうとどっちが表だったのかわからなくなるほど綺麗な仕上がりが確認できます。

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掲載している製品画像のどこが焚火台なのか?と思われる方もいるかもしれません。

むしろ、そう思っていただけると嬉しいです。

こちらの製品はお客様発案の「組み付け式 焚火台」になります。

パーツを複数使用することで、様々な形状の焚火台を作り出すことができるという素晴らしい設計になっています。

組み付けるとどんな製品になるのかについては、次回以降の記事できちんと紹介していきたいと思います。

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自社ブランドをレーザー刻印で加工することができます!

今回の製品は、お客様とデザイナー様との間で検討されたブランド名称及びロゴデザインを製品に加工したいという希望をいただき加工しました。

ロゴ刻印のご相談をいただいたのは私が担当する製品では初めてだったので、うまく加工できるか不安もありました。

しかし、技術者の協力もあってとてもきれいな刻印を加工することに成功しました。

昨今、個人で事業を立ち上げる方も大変多くいらっしゃると聞いております。

ロゴデザインの刻印を検討されている方は、気軽にご相談させてください!

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以上、「焚火台」についてご紹介させていただきました。

今回は焚火台を例に挙げましたが、今後どのような製品がどのような形で世に出現するのか全く見当がつきません!

けれども、東海進研ではお客様の求める製品をお届けするために、今できることを駆使して磨ります。

新しい機械はもちろんですが、機械だけではなく様々なノウハウを活かしたお仕事ができてければうれしく思います。

今後ともよろしくお願い致します!