こんにちは。

株式会社東海進研、営業部の淺野です。

 

前回の記事では、SPCCを使用したボックスを加工する紹介をさせていただきました。

今回は、その後の溶接と表面処理について紹介させていただきます。

 

写真のようなBOX形状を加工するときは、板金部品を分割して加工をしています。

今回は3部品に分けて加工をし、そのあとで溶接をしています。

溶接後の製品写真がこちらです。

写真1写真2端面を全溶接し、その後に仕上げをしています。

本来では組付けて溶接をする場合は位置決めや固定をするための治具が必要になります。

しかし、東海進研では加工時にはめ込み式の加工をしています。

それがこちらのお写真です。

写真3 写真4

写真5 写真6

はめ込み式にすることによって溶接がとてもやりやすくなり、製品の品質も向上します。

さらに溶接後、仕上げをすることで表面処理の時に大変綺麗な仕上がりにすることができます。

実際に触って組付けてみると、パズルを解くようにカチッとはまります。

 

最後に、表面仕上げ後の状態についてご紹介します。

写真7

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表面仕上げは塗装で、黒半艶の非常に綺麗な仕上がりになっています。

さらにはシルク印刷で会社名や製品名を乗せることもできます。

※製品写真の会社名は画像修正しております。

 

東海進研では、製品を分割して加工することで「加工できない」を「加工できる」に変えていく取り組みを心掛けています。

分割した加工方法について詳しくお知りになりたい方は、是非、担当者までご相談ください!

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。